私たち新井製作所は1930年の創業以来、一貫して石油・ガス・化学工業用ポンプの研究・開発・設計・製造・販売を行なってきた専門メーカーです。学生の皆さんの中には、「新井製作所なんて社名は、これまで聞いたこともない」という人が多いと思われます。確かに、決して大きな会社ではありませんし、広報活動なども行なっていません。
しかし、石油・化学プラントなどに使用されている高精度なプロセスポンプにおいては、国内企業で唯一といっても大袈裟ではないほどの実績を誇っています。さらに世界市場に目を向けてみても、当社と肩を並べるほどの実績を持っている企業は数えるほど。しかも競合他社は、いずれも超大手企業ばかりです。
なぜ、当社のような小さな会社が世界を相手に勝負することができるのか。一番の理由は、長年にわたって蓄積してきた技術やノウハウをベースに、常に現状に安住することなく、技術革新を行なってきた企業方針にあることは間違いないでしょう。しかしながら、突き詰めるとエンジニア一人ひとりの「ヤル気」に依るところが大きいと自負しています。
他社がサジを投げ出してしまうような難問にも果敢にチャレンジすることで、専門メーカーとしての優位性が一段と高まり、信頼性の向上に結びついてきたのです。ところで、学生の皆さんの中には、ポンプは成熟した技術だと思い込んでいる人はいませんか。実は私たちが得意とする工業用ポンプは、航空機のエンジンと原理的には同じ。流体に30MPaもの高い圧力エネルギーを与えたり、550度にも達する高温の溶融液やマイナス180度の液化ガスを移動させるには、幅広い技術領域の知識や経験が問われるのです。
しかも当社の場合は、少数精鋭の組織ゆえ、若くても一人のエンジニアが仕様書の打合せから開発・設計、さらには実機の調整など、モノづくりのすべてに深く関わることができます。状況によっては、国内外を問わず、フィールドエンジニアとして現地へ出張に出かけることも。このように、当社であれば大企業では決して味わうことのできない数々の貴重な体験をすることができます。
もちろん苦労も伴いますが、社員の誰もが「仕事は楽しく」をモットーにしており、モノづくりの好きな人、世界を相手に力を試してみたい人には最適な環境が揃っています。
代表取締役社長
小新井義一


